退職金をIDECOに移管して運用したいんだ。
一度に全額じゃなくて時期を分散させて投資商品を購入することってできないの?
NISAのように毎月決まった額を設定した時期に購入はできないんだ。。
でも一旦元本保証商品を買って、自分でスイッチングをすることで時期を分散して商品を購入することができるよ!
確定拠出年金制度のある企業から無い企業に転職した場合、確定拠出年金として積み立てていたお金はIDECO口座を開設し運用していくことになります。
さらに転職で退職した際に退職一時金がでた場合、この退職金をそのまま受け取るかIDECO口座に移管して運用するかを選ぶことができます。
すぐに必要なお金でないのであれば、IDECOを使って非課税で運用しようかなと考えている方も多いと思います。
しかしながらIDECOで運用となると、退職一時金を全て一括でどの投資商品で運用するのかを決めなくてはいけません。
運用する商品は選べるものの、一括での購入となると退職金なので額が大きくなるので、時期を分散して購入したいと考えますよね。投資をしたことがない、初心者の方ならなおさらですよね。
本記事では退職一時金をIDECOに移管した後に分散して投資商品を購入する方法を解説します。
退職一時金をIDECOにて時期を分散して購入するステップ
- 移管する際に一旦、全額元本確保型商品を購入する
- 自分の好きなタイミングで自分の決めた金額だけ、元本確保型商品から自分の投資したい商品にスイッチングする
退職一時金をIDECO口座に移管させる際にはどの商品を購入するのかを決める必要があります。
この時にはどの商品をどの割合で購入するのかを決めないといけないですが一旦、元本確保型商品を全額購入します。
その後に、自分のタイミングで自分の決めた金額だけ、元本確保型商品から自分が本来投資したい商品にスイッチングすることで時期を分散して購入(投資)することができます。
※スイッチングとは、保有している運用商品を売却し、その代金で別の運用商品を購入することです。
それではスイッチングの手順を見ていきましょう。
スイッチングのやり方
①スイッチング(預け替え)をクリック
②「スイッチング(預け替え)をする」をクリック
「指定数量を一部売却します。」を選択しスイッチングする金額を入力、「確認」ボタンを押す
④スイッチング先の投資商品を選び「購入」ボタンをクリック
⑤重要事項の確認を読み、「了承する」ボタンをクリック
⑥内容に問題なければ「実行」ボタンをクリック
⑦スイッチング手続き完了
おわりに
転職後の退職金はまとまった金額の場合が多いので、この金額をIDECOで運用できるなら是非したいところですよね。
米国株等は長期的に見ると、一括投資をしたほうが時期を分割して投資するよりも将来リターンは高くなると言われています。
しかしながら、これまで運用した経験が少なかったり、退職金の運用額がこれまで運用してきている額よりも大きい場合は、リスクを最小限に抑えるためにも時期を分散したいと考える方が大半でしょう。
とはいえIDECOは60歳までは運用するものなのでこの数年の上下額は誤差程度になるのかもしれませんが。
時期を分散してリスクを抑えたい方は是非試してみてください!
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