「転職活動を始めたものの職務経歴書が書けない」、「職務経歴書って何をどう書けばいいのか分からない」など、
転職活動をいざ始めたものの職務経歴書の作成につまづいている方も多いのでは。
筆者も職務経歴書がなかなか書けず悩みました。
たくさんのエージェントのアドバイスをもらい半年後くらいからやっと選考に通過する職務経歴書ができました。
本記事ではその経験をもとに、転職活動を始めたばかりの方、職務経歴書の作成でつまづいている方に向けて職務経歴書を書く前にやるべきことについて解説します。
書く前の準備ができればあとはすらすら職務経歴書を書くことができます。
早く次のステップに進めるよう職務経歴書をサクッと完成させましょう。
書くべき内容の整理
職務経歴書は、
1.あなたがこれまでどんな仕事をしてきて
2.どんなスキル、実績があり、
3.どのように企業に貢献できるのか
を企業に伝えるための書類です。
この3つの項目を埋めることができれば職務経歴書は完成します。
それでは1つずつ書く内容を考えていきましょう。
どんな仕事をしてきたか
入社してから今まで、どんな部署でどんな職務を任され、具体的にはどんな仕事をしてきたのか振り返りましょう。
書くか書かないかは、職務経歴書を作成するときに決めればいいのでできるだけたくさん思い出して書き出してみてください。
企業によるかと思いますが、期ごとの目標管理の項目や日報や週報等を見返してみるのがオススメです。
覚えていなくても「そういえばこんなこともしたな」ということがあるかもしれません。
どんなスキル・実績があるのか
職種によって大きく異なるかと思いますが、どんな仕事をしてきたかを振り返った際にアピールできそうなものをピックアップしましょう。
目指す職種や業種によって書く内容が変わるかもしれないので、一旦すべてピックアップするのがおすすめです。
そして実績には具体的な数字を無理矢理でもいいので入れ込みましょう。
売り上げが社内で30位だった(1000人中)、開発した商品が月1万個売れた、プロジェクトに携わり翌年の売り上げが20%アップした、
等具体的な数字があれば説得力が増します。
またこちらも、書けるだけたくさん書き出しましょう。あなたが小さいと思うことでも別の企業から見るとすごいことに見える場合もあります。
書けるだけ書き出し、エージェントに見てもらいながら職務経歴書を作成するタイミングでジャッジをしていきましょう。
どう貢献するか(自己PR)
これはこれまで考えてきた内容のまとめになります。
これまでこんな仕事をしてきてこんなスキルがあるので「こういうことが得意だよ、こうやって頑張りますよ」という自己PRを考えましょう。
ただ、これまでの経験やスキルの活かし方になるのでどんな業種、職種に進みたいのかによって内容が変わってきます。
ですので、まずはどんな業種・職種に進みたいのかを決めましょう。
多くの転職サイトでは固定の職務経歴書を登録し、転職活動を進めることになります。
この企業にはこの職務経歴書を提出する、ということができないことが多いということです。
ある程度目指す職種を決め、その職種に向けた内容で作成することがオススメです。
さて何を書けば良いのかですが、目指す職種において必要だと思うあなたの強みを中心に書きましょう。
「これには自信がある」、「この仕事をするのは得意だ」というものを自分の中で探してみましょう。
面接においても自分の強みの把握は大事になるのでしっかりと考えましょう。
強みを見つけるオススメツール
自分は何が得意なのか分からない」「何の才能もないので困る」なんて言う方もいますがそんなことはありません。
誰しも必ず得意、才能があります。そんなあなたの潜在的な才能を見つけるためのオススメのツールを紹介します。
ストレングスファインダー
ストレングスファインダーとは177個の質問に答えると34に分けられた資質のうちのどの資質の傾向が強いかが分かります。要するにあなたの強みの元を客観的に見える化してくれるツールになります。
価格は1980円で新品で購入しないと診断を受けられないので中古を買わないようにご注意ください。
ミイダス診断
まずは無料で診断をしてみたい、という方は転職サイトのミイダスの診断がオススメです。
ミイダスに登録すると無料でコンピテンシー診断とパーソナリティ診断を受けることができます。
コンピテンシー診断は適正な職種、チームワーク等の能力を診断してくれます。
パーソナリティ診断では生まれ持った特性や今のコンディションを診断してくれます。
おわりに
職務経歴書を書き始める前に今回紹介した内容をしっかりと考えておけばすらすら書くことができるはずです。
また、あなたがこれまでどんな仕事をしてきてどんなスキル、実績があり、どのように企業に貢献できるのかを深く掘り下げて考えておくことで職務経歴書だけでなく面接でも大活躍してくれるでしょう。
最初にしっかりと準備をして転職を成功させましょう。
年収アップ転職をしたい方はこちらの記事もどうぞ。
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