投資をやってみたい、でも何から始めたらいいか分からない、損しそうだし何だかコワイ、投資にこんなイメージを持っていませんか?そんな慎重派の人にオススメなのがIPO投資。私も、損したくない!という気持ちが強かったので、投資家デビューはIPO投資でした。IPO投資なら損をする可能性がかなり小さく、安全に投資を始めることができます。IPO投資を始めて4年目(本格的に投資を始めて2年)ですが、元本100万円から200万円に増やすことができました。投資家デビューにもってこいのIPO投資について簡単に紹介します。
IPO投資とは?
IPOとは新規上場株式のこと。IPO株式投資とは、新しく上場する会社の株を、上場前に抽選で購入し(会社によって価格は異なる)、上場した最初の日に初めてつく値(初値)で売り、買った価格との差額で利益を出すという投資方法です。ようは抽選に申し込んで、当選した人だけが株を購入することができて、売れるようになった瞬間に売るという手法です。
2019年のIPO投資利益総額は約805万円!
2019年には90社が新規上場しましたが、そのうち77社が初値売りで利益が出ています。当選するとかなりの確率で利益を上げられます。もし全ての会社に当選していたとすると90社の利益総額はなんと約805万円。すごい金額ですよね。
調べれば失敗はしない!
2019年の実績だと12社が損失を出しています。そうです、何も考えずに、調べもせずに手当たり次第、申し込んで購入すると損をしてしまいます。ただ、今の時代、少し調べれば、新規上場する会社の状況は簡単に知ることができます。「IPO初値」と検索すると初値を予想しているサイト等が出てくるので、参考にしてみると良いでしょう。危なそうな会社のIPOであれば、当選しても購入しない限りは損はしません。下記は初値予想に関するサイトです。いろんな人の初値予想を確認できるので参考にしてみましょう。
投資はあくまで自己責任になるので、当選してもしっかり調べて購入を決めましょう!
まずは証券口座を開設しよう!
株を購入するにはまず、証券口座を開設しないといけません。口座を開設したら口座に入金し、IPOに応募するだけです。(証券口座への入金はお金を払うと言う意味ではなくお金を預けるようなイメージになります。もちろん株を購入していなければいつでも引き出すことは可能です。また、抽選で購入する際の金額分を入金しないと基本的には抽選に参加できません。)
とりあえずSBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券に開設でOK!
IPOの当選株数は証券会社にそれぞれ振り分けられ、証券会社ごとに配分が異なります。もちろん配分が多い証券会社ほど当たりやすくなります。最も配分が多い証券会社を主幹事と言うのですが、その割合が多いのがSBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券あたりです。まずは上記3社くらいで開設しておけば問題ないかと思います。ただ、登録している証券会社の数が多ければ多いほど抽選に申し込める数は増えるのでそれだけ当選確率も上がります。余力があれば、岡三オンライン証券、松井証券にも口座を開設しましょう。この2つの証券会社は抽選時に資金が必要なく、当選してから資金を準備すればOKです。資金拘束がないため、手元の資金が少なくても抽選に参加できるためオススメです。
実際はお金のかからない宝くじ!
実際どれくらい当たるんだよと思っていた方、すみません、筆者も4年前からIPO投資を始めましたが、初値が下がった前評判の低い企業にしか当選していません。。正直、本当に当たるのかと思ってしまうくらい当たりません。ただ、マネックス証券は完全に平等な抽選なのですが、SBI証券やSMBC日興証券など、ほとんどが資金が豊富な人に当たりやすくなるシステムになっています。資金力がある方は少し当たりやすいかもしれませんが、感覚的には当たればラッキーくらいがいいかもしれません。
それでもSBI証券だけは開設しよう!
どうせ当たらないんだろ!って思いますよね。その通りなんですが、SBI証券は外れた場合でも、チャレンジポイントというものが貯まっていきます。これは貯めるほどIPOに当たりやすくなるポイントです。毎回応募してポイントを貯めることで当たる確率が高くなります。4年間ほど貯めれば当選できる!?と言われています。ハズれて当然、当たるとラッキーくらいのスタンスでSBI証券だけはコツコツと応募しておきましょう。4年後くらいには大化けするIPO株を購入できるかも?
IPO投資は株初心者にかなりオススメ!
どうせ当たらないのに何でオススメできるか、それは損をする可能性が低く、なおかつ勉強にもなるからです。勉強になるからというよりは勉強をせざるを得なくなります。なぜならしっかりと調べないと自分が損をしてしまうから。実際に応募するときでも、上場する企業はどんな企業なのか、業績はどれくらいなのかと調べるようになります。もしも当選した時にはなおさらです。そこから他の企業の株価であるとか、株価に影響を与える経済情勢はどうなのか等、ますます知りたくなるハズです。投資を始める前にしっかりと勉強してからやるんだというのではなく、実際にやりながらでないと分からないこともたくさんあります。ある程度、調べる力がついてきたら、次はNISA口座も開設しましょう。NISAについてはまた次の記事で。
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