将来のお金が増える!?個人年金・貯蓄型保険を解約して自分で運用するメリット

将来のお金が増える!?個人年金・貯蓄型保険を解約して自分で運用するメリット お金

「貯金ができない」、「子どもの教育費が心配」、「老後資金が確保できるか不安」、このような悩みを持っている子育て世代の方も多いのでは?最近では老後2000万問題等も話題となり、より不安を抱えているかもしれません。そんな方たちにお聞きします。積立の保険に加入していませんか?個人年金に加入していませんか?どちらか一つでも当てはまったなら、解約し、行動することで将来のお金を増やせる可能性があります。本記事では、個人年金や貯蓄型保険を解約し自分で運用することで得られるメリットについてご紹介します。

個人年金・積立保険を解約して運用を始めると

将来のお金を増やせる

いつでもお金を引き出せる

なぜ将来のお金が増える?

「個人年金は払った額より増えるんで損はしないんですけど?」、「積立型保険もお金が増えるだけではなくて何かあった時にお金がもらえるんだけど?」と思った方もおられると思います。それでも、解約した方が将来にはプラスになります。その理由を実際、個人年金、積立型保険の両方に加入していた筆者である私の例をあげて解説していきます。

個人年金の場合

筆者である私自身の経験談です。新卒入社した会社に訪問してきた某生命保険会社のおばちゃんに、「月々1万5千円の積立を45年間すると、元本は800万円ですが、65歳以降に900万円に増えてもらえるのでお得ですよ」という甘い言葉に乗せられて、当時契約してしまいました。その時は、「何もしないでお金が増えるじゃん!ラッキー!」としか思っていませんでしたがとんだ勘違いでした。。このカラクリに気づいたのが契約から7年後(笑)。 投資に興味が出始めてから、お金を運用することについて知りました。「ん!?、今積み立てている個人年金分も自分で運用した方が増えるのでは??」と考えました。その時に活用したのが金融庁の資産運用シミュレーションです。

毎月の積み立て金額:「1万5千円」、想定利回り年率「3%」(厳しめの設定)、積み立て期間「30年」で計算をすると、なんと最終積立金額874万1053円。なんとこれまで積み立てている金額を無視したところでも、ほぼ個人年金でもらえる額に到達していました。個人年金は途中で引き出すことは原則できませんが、自分で運用すれば好きな時に引き出すことができるというメリットもあります。これだけメリットがあるなら即解約だ!と思いますが、解約するとこれまで積み立てた額より小さい額しか返ってきません。解約変戻金というのですが、私の場合、すでに110万ほど積み立てていましたが、解約変戻金は90万円と20万円ほど減ってしまう結果でした。ただ、解約せずに続けた場合と解約して運用し続けた場合では先ほどのシミューレーションの通り、自分で運用した方がお金が増えることが予想され、それも解約して損した分も取り返すことができそうでした。こうして、減ってしまった20万円は勉強代だと諦め、自分で運用を開始しています。

貯蓄型保険の場合

貯蓄型保険でも同じです。生命保険はご家族がいたり、子どもが小さかったりする方達がもしものことに備えるものなので必要なものです。しかしながら、貯蓄型となると話は変わります。貯蓄型保険となると毎月の積み立て金額は大きくなりますが、保障の部分は大きく変わりません。ただ、65歳になった時にお金が返ってきますよという部分が通常の掛け捨ての保険との違いです。当時筆者が契約した際は保険に入るなら減らないものがいい!少々高くても損をしないなら貯蓄型がいい!と考えていましたが、これも失敗でした。保険会社は集めたお金を運用しているので、貯蓄型保険と言う名の保険と投資商品にお金を払っていることになります。投資するなら自分で運用した方が手数料も低くて済みますし、そもそもは保険が目的ですから掛け捨て保険だけ入っていれば問題ないということになります。筆者は入っていた貯蓄型保険を掛け捨ての保険に変更し、その差額を自分で運用を始めています。実際に将来的にどのくらい差が出てくるのかは上記のシミュレーションでこちらも確認してみてください。

まとめ

個人年金・貯蓄型保険を解約して自分で運用をすると

将来のお金が増える(老後資金・教育資金)

いつでもお金を引き出せる

今、個人年金や貯蓄型保険に加入している方は、解約して自分で運用を始めることで、これまでの生活スタイルを変えることなく、老後資金や教育資金の準備ができます。自分で運用を始めるにあたってはNISA制度を使うのがオススメです。NISAに関してもつみたてNISAやジュニアNISA等、いくつか種類があります。以下の記事にまとめているので確認してみてください。

早めに行動を起こして、将来に備えていきましょう!

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