転職したいなって考えてるんだけど、失敗したくない気持ちが強くてなかなか踏み出せないんだ。
転職はメリットもあるけれど、その分リスクもあるからね。
転職するとなると、やっぱりリスクがあるよね。
どんなリスクがあるのか、実際に転職した人に後悔したこととか失敗したことを聞いてみたいな。
経験者に失敗を聞いておくと同じ道は通らないで済むもんね。
1年前に転職した僕の経験を解説していくよ。
転職活動そのものは、自分の希望条件と合致する企業だけ選べばいいので、ノーリスク・ハイリターンな行動です。
しかしながら、実際に転職するとなると、どうしても入社しないと分からないことがあるため、ノーリスクとはいきません。
本記事では、1年前に転職した筆者の経験をふまえて、転職して「後悔したこと」「失敗したこと」を紹介します。
同じ失敗をしないように納得いく転職ができるよう参考にしてみてください。
聞いていた仕事内容と違う
転職において職務内容はかなり重要なポイントです。
転職では多くの方がこれまで積み上げてきた経験を発揮することができる職種や業種を選ぶかと思います。
全く同じであれば、問題ありませんが、職務内容があまりに違うと、
「これまでの力が発揮できない」・「なかなか活躍ができない」という事態に陥ってしまいます。
筆者自身も、職種はそのままに業種を変えるという転職を行いました。
ところが、蓋を開けてみると、職種もこれまでとは違いました。笑
こうなると、なかなかこれまでの経験を活かすことができません。
実際にこの1年、かなり苦しみました。。
やっとなんとか慣れてきましたが、バリバリに活躍するところまではいけていません。
職務内容については面接時によく確認しておきましょう。
これまでの自分の職務内容をしっかりと具体的に伝えておくこと、企業にどんな人材であるのかを理解しておいてもらうことが必要です。
ミスマッチを防ぐことで、入社後も活躍できる可能性が高まるでしょう。
職場環境が合わない
職場の環境は入社してみないと分かりません。
会社にはどんな人がいて、どんな雰囲気で仕事をしているのかは言葉では面接で聞くことができますが、実際に中に入ってみないと分からないものです。
筆者の前職の職場環境としては、割とにぎやかで気軽に相談ができるような柔らかい雰囲気で協力しながら仕事を進める形でした。
一方現職では、とても静かなオフィスで、隣の人がどんな仕事をしているのかも分からない、個人プレー色が強い環境でした。
あまりに環境が変わるとどうしてもストレスを感じてしまいます。職場環境でストレスを感じないためには、できる限り自分の理想と近い環境を選ぶことが大事になります。
完璧な理想通りは難しいですが、面接時に配属される部署にはどんな人がいるのか、実際に上司との面接だけでなく、同僚になる人たちと面談の機会を設けてもらうなど、内部の人を知るという方法があります。
あとは面接や面談で感じた相手の空気感が自分とマッチしそうかどうかを判断するだけです。
筆者自身、正直なところ、面接や面談で「ちょっと合わないかもな」と感じていました。
それなら入社しなければよかったのにと思うところですが、当時、他企業からなかなか内定がもらえない焦りや年収アップの提示を受けていたことなどから入社を決断しました。
今思えば焦る必要はなかったのになと思っています。
職場環境が合うかどうかは長く働くことができるかに大きく関わってくるので、慎重に見極めましょう。
業績が悪い・ボーナスが出ない
転職で内定が出ると内定通知書が送られてきます。
内定通知書には、勤務条件や給与・ボーナス等の額が書かれています。
ボーナスの額は、昨年分を例に記載し、変動の可能性ありと書かれているのが一般的でしょう。
筆者は1.5ヶ月支給と記載があり、一昨年は2ヶ月でしたよという言葉に乗せられて楽観視していました。
ところが、蓋を開けるとなんと1ヶ月分。
認識が甘かったと反省させられました。
提示された額を鵜呑みにせず、会社の業績を把握、先行きも予測しておくことが大事になってきます。
なかなか面接では「業績が悪いです」とは言ってこないし、内定をもらうと大丈夫だろうと安易に考えてしまうものです。
必ず、会社の業績とその会社の業界の先行きなどは調査して問題ないのか確認しておきましょう。
実際に転職活動をしているとそこまでできないよと思うかもしれませんが、そこが落とし穴です。
内定が出たらもう一踏ん張り、企業と業界を調査しておきましょう。
残業が増えた
求人票では月10時間と書いていましたが、いざ入社してみると今では月20から30時間。
面接でも、月平均10時間と聞いていたのに、話が違う。。という状態に陥ってしまいました。
求人票はあくまで会社側から出している数字なので、鵜呑みにするのはよくありません。
ではどうすれば良いでしょうか?
オススメなのは、実際に働いてる社員が口コミを投稿しているサイトを確認することです。
年収や福利厚生、ワークライフバランス、社員と管理職の関係、人事評価制度などあらゆるクチコミを見ることができます。
こちらも全てそのまま鵜呑みにせず、求人票や面接で得た情報と照らし合わせて判断するようにしましょう。
ただし両サイトとも、登録しただけではクチコミは見ることができないので注意してください。
クチコミを見るための方法にはいくつかあるのですが、オススメはクチコミサイトを経由してどこかの転職サイトに登録することです。
自分がまだ登録していない転職サイトに登録することでクチコミを自由にみることができるようになります。
転職後に「こんなはずではなかった。。」、と後悔しないためにもしっかりと調査しておきましょう。
さいごに
転職活動にはリスクはありませんが、転職するとなると、どうしてもリスクは発生します。
ただどのようなリスクがあり、対策をすることで失敗する確率を下げることができます。
転職して後悔しないように、対策事項を頭に入れて転職活動をしてみてください。
あなたが満足のいく転職ができることを祈っています。
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