「引越しで荷物が破損してしまった、補償してほしい」
「引越しが終わった後で破損に気づいたが業者にどう伝えれば良いか分からない」
「大したものではないけれど引越しで破損したのでモヤモヤする」
という方に向けて、引越し業者に補償してもらうために伝えるべきポイントを3つ紹介します。
筆者も引っ越しをした際に、衣装ケースを破損させられましたが、3つのポイントを業者に伝えた結果、示談金という形
で補償してもらいました。
この記事を読んで、破損したものを補償してもらい、気持ちよく新生活をはじめましょう!
メールで伝えよう
「どうやって連絡するのがいいの?やっぱり業者に電話しないといけないのかな?」
と思った方、安心してください。電話しなくていいです。というか電話はやめましょう。
なぜなら電話では言いたいことを伝えられなかったり、業者に押し切られてしまう可能性があるからです。
電話ではなく、メールや業者の問い合わせフォームから連絡するのがベストです。
契約時の書類にアドレスが書いてあるか、もしくは業者のHPにお問い合わせフォームがあるはずです。
要点を文章でまとめて引越し業者に伝えましょう。
よっぽどしゃべりに自信がある方以外は電話は避けるのが無難です。
伝えるべき3つのポイント
- 引越し前には破損していなかった
- 約款(やっかん)にあるように補償してほしい
- 対応してもらえれば次回も利用したい
この3つをしっかりと伝えることできればきっちりと対応してくれるはずです。
細かく解説していきます。
引越し前には破損していなかったこと
引越し前には壊れておらず、引越しによって起きた破損であることをきっちりと伝えましょう。
最初から壊れているものがあれば作業員の方に部屋から出す際に言われているはずです。
最初から壊れているものを引越しで壊れたと言われるのは引越し業者も嫌ですから。
もし最初から壊れていたことを疑われた場合は作業員さんにも確認してもらっていることを伝えましょう。
約款(やっかん)にあるように補償してほしいこと
約款とは契約の細かい決まりを明記した利用規約のようなものです。
引越し業者と利用者のトラブルを防ぐために、国土交通省が「標準引越運送約款」というものを定めています。
内容を簡単にいうと「業者のせいで壊れたものは補償します」という内容が書かれています。
ただ、壊れ物やパソコンデータは補償してもらえないので注意してください。
約款にあるように補償して欲しいと伝えることで「しっかりとルールを分かっている人なんだ」と業者に思わせることができ、納得いく対応をしてもらいやすくなります。
対応してもらえれば次回も利用したいということ
作業員の方の対応がかなりよかったので筆者は「補償の対応をしてくれるなら是非次回も使わせていただきたい。」と伝えました。改めてかかってきた電話口でも再度伝えました。
本当にそう思っていないのであれば嘘をついてまで伝える必要はありません。
しかしながら相手も人間です。誠意を持って伝えれば向こうも誠意を持って対応してくれます。
筆者の場合も、衣装ケースは買った時の値段ではなく、今の価値だと2000円も出ないかもしれませんと言われていましたが、後日の電話では5000円で納得いただけませんか?と連絡がありました。
破損したこと以外には満足しているのであれば、しっかりと気持ちを伝えましょう。
クレーム参考文章
どんな文章で連絡したのかが一番知りたいところですよね。
筆者が実際に送った文章を参考にしてみてください。
お世話になっております。
○月○日に福岡から大阪への引っ越しをしていただいた●●です。
先日の引越しではお世話になりありがとうございました。
引越し後に、衣装ケースが破損していることを確認しました。
こちらは引越し前には破損していなかった物です。
約款にあるように補償いただきたいです。
作業員の方には積み込み、運び入れともにご丁寧に対応いただき大変感謝しております。
破損したこと以外においては非常に満足しておりますので、
今回補償いただけるのであれば、次回も是非利用させていただきたいと考えております。
ご対応、よろしくお願い致します。
さいごに
しっかりとポイントをおさえて業者に伝えることができれば、業者もしっかりと対応してくれるはずです。
業者からすると丁寧に対応すれば次回も利用してくれる可能性があるのですから。
クレーマーになってはいけませんが、引越し業者によって破損してしまったものがあるのであればしっかりと伝えて補償してもらいましょう。
あなたが気持ちよく新たな生活をスタートできることを願っております。
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