転職で別の会社に行くと、新しい生活が待っています。
ワクワクする気持ちが大きい反面、環境が変わり多くのお金がかかってくるので心配する気持ちもあるのでは。
引越しをするとなると、賃貸なら退去費用に引越し代、新しい住まいの初期費用など、多くのお金がかかります。
それに加えて、退職した次の日から転職先で働いたとしても、転職先での初給与は締め日の都合で満額でないことがほとんどです。
退職金があるとはいえ、不安は大きいですよね。
その上、前職でボーナスをもらえずに退職することになると一時的な負担はかなり大きくなります。
そこで本記事では、転職をする際にうまくボーナスをもらってから転職できる方法を解説していきます。
この記事を読んで、今転職活動中の人もこれから転職活動をする人も、損せず取りこぼしなく清々しい気持ちで次のステージに進みましょう。
これから転職活動を始めたい!年収をあげたい!という方はこちらの記事も参考にしてください。
年収を上げたい人必見!【徹底解説!年収アップ転職ロードマップ】
現職でボーナスをもらいつつ納得のいく企業に転職するポイント
転職時期を考えず自分が気になる企業にはすぐに応募する
面接で入社時期は少し先がいいことを伝えておく
現職のボーナス受給条件を把握しておく
転職のタイミングは今です
転職するときのタイミングはいつが良いのでしょうか?それは今です。
自分が働きたい企業の求人が出ていれば即応募しましょう。
「気になる求人があるけど数ヶ月先がいいから待っておこう」というのは得策ではありません。
なぜなら後から応募しようと待っている間に他の人の内定が決まってしまう可能性があるからです。
新卒採用とは異なり、中途採用はピンポイントで求人を出していることが多いので枠が少ないです。
なので、いい企業があればタイミングは関係なしにどんどん応募していかないとライバルに先を越されてしまいます。
「え、それならボーナス月とか考えて転職活動なんかしてられないじゃないか」と思いますよね。
しっかり対処法を説明するので安心してください。
面接で入社のタイミングを相談しよう
選考が進むと面接で入社タイミングを聞かれます。
そこで「少し先がいい」ということを相談しておきましょう。
基本的に転職での入社は「内定1ヶ月から2ヶ月後」というタイミング多いです。
ところが、一刻も早く入社してもらわないと困るという企業でなければ、3ヶ月以上待ってもらうことも可能なのです。
ただ、「ボーナスもらうまで待ってください」ではいけません。
ではどのように相談すれば良いのか、筆者の場合は以下のやり取りをしました。
面接官
『面接は以上となります。最後に確認ですが、仮に入社が決まった場合はいつ頃入社できそうですか?』
私
『まだ転職のことは会社に伝えていないので、はっきりと分かりませんが、おそらく1ヶ月から2ヶ月後には入社できるかと思います。』
『私の都合なのですが、現在自分が中心となって動いているプロジェクトがあり、落ち着く5ヶ月後に退職したいと考えています。ただ、こちらのわがままなので、あくまで御社の意向に従って退職します。』
上記のやり取りをし、内定をもらうことができた3社ともから、
「きっちりと自分の役割を果たしてから気持ちよく入社してほしい。それまで待ちます。」
と連絡がありました。
もちろん、嘘をついてはいけませんが、このような理由の先にボーナス月が絡んでくるのであれば、活用しない手はありませんよね。
ですが、流石に半年以上となると待ってくれないかもしれないですし、今すぐこのポジションに来て欲しいという企業からは敬遠されるかもしれません。
ただ、本当に現職でやるべきことがあるのであれば、是非交渉し気持ちを伝えてみましょう。
どうしてもあなたに入社してほしいと企業が思ってくれているのなら待ってくれる可能性は高いはずです。
ボーナスをもらってから退職しても問題なし
「ボーナスをもらってから退職なんて気が引ける」「もらい逃げだとか思われそう」と思う方も中にはいるかもしれません。
そんな風に思わないで大丈夫です。支給日まで働いているあなたにはもらう権利があります。夏のボーナスを例に考えてみましょう。
7月にボーナスが支給されるとします。
その場合、多くの企業は1−6月の成果、または昨年7月から今年6月までの成果を評価し、7月に支給されます。
つまり、支給日までの仕事の対価としてもらえると考えることができます。
ですのできっちりと仕事に従事し、会社に貢献できているのであれば胸を張ってボーナスを受け取りましょう。
ボーナス支給条件を確認しておこう
筆者は7月10日にボーナス支給で6月いっぱいで退職し、ボーナスをもらい損ねました。。
上司からは1月から6月までの成果に対してボーナスがあるのだからもらえるはずだと言ってくれていました。
ところが、会社側からは会社規定では支給日に会社に在籍していることが支給条件になりますので支給できませんとのこと。
社内規定集にも記載はありませんでしたが、人事部にしか見れない内規に記載があるとのこと。知らんがなと思いつつも諦めました。
筆者のようにならないためにも、ボーナス支給条件について会社規定や人事部等にあらかじめ確認しておくことが重要です。
ボーナスの支給があるのとないのとでは全く状況が変わってくるので必ず確認しておきましょう。
さいごに
転職のタイミングをボーナス時期に合わせて動くのは、得策ではありません。
あくまで自分が行きたいと思える企業に行くことが優先です。
行きたい企業に入社時期を相談し、許容してもらえるなら、ボーナスの支給条件も把握した上でうまく調整することでボーナスをもらってから転職することが可能になります。
新生活では出費がかさむので、もらえるお金を取りこぼさず、気持ちよくスタートを切りましょう。
あなたが笑顔で新しい職場に出社できることを願っています。
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